金沢市こども未来局 子育て支援課
〒920-8577 金沢市広坂1丁目1番1号
TEL.076-220-2285 FAX.076-220-2360
昭和39年に金沢市児童館設置条例を制定し、昭和40年1月に長町児童館を開館しました。その後、徐々に増え、現在は32の地区児童館があります。
地元推薦により、金沢市が委嘱します。任期は2年で再任できます。館の代表者です。
館長より委嘱されます。児童への遊びの指導などをとおして健康増進や情操指導を行います。
金沢市から各地区児童館の管理者として指定され、地域の児童健全育成の振興に寄与することを目的とする団体です。各々の地区児童館に存在し、児童館の管理・運営を行います。
振興協力会による適正な運営をはかるため、児童館の利用に関することや職員の勤務条件のほか、予算・決算などについて審議します。なお、運営委員は地区社会福祉協議会や地区民生委員児童委員協議会、教育関係団体、町会連合会から推薦された委員や学識経験者などで構成されます。
金沢の地区児童館は、「金沢方式」と呼ばれる地域の自主性を尊重する全国でも特色ある運営方式をとっており、地域のこどもたちのために精力的に活動しています。
運営(維持管理、役職員選任等)を各地域に委託しています。
活動は多くのボランティアの方々によって支えられています。
建設費や施設整備費の一定割合は、地元の負担によってまかなわれています。
・金沢では、城下町の歴史と文化、恵まれた自然環境の中で、豊かな人間性や高い連帯意識と相互扶助の精神が醸成されています。そして、校下(地区)町会連合会、地区公民館、児童館、消防分団、校下・地区婦人会、地区社会福祉協議会など、地域住民により組織される団体が自発的に特色ある活動を実践しています。
・これらの活動は、自分たちの地域は、自分たちで守り、育て、運営していくという基本的な考えの下で実施され、そこから「地域主導」「ボランティア」「地域による一定の負担」による地域運営が確立されており、「金沢方式」は、この金沢特有の地域運営を担う方式の一つです。「金沢方式」は、地元が一部負担してでも各校下(地区)に公民館の設置を望む地域住民の要望を受けて、身近な地域活動の拠点として地区公民館を設置したことに始まっており、児童館や消防分団でも採用されている全国でも特色ある地域運営方式です。
・地区公民館、児童館、消防分団における整備費などの一部を住民が負担することで、住民自治の意識が高揚し、地域のコミュニティ活動などに地域住民が主体的に参画することにつながっています。
・また、これら施設の整備や運営は、それに密接に関わる校下(地区)町会連合会や地区公民館、児童館、消防分団、校下・地区婦人会、地区社会福祉協議会などの各種団体の同意を地域の総意と捉え、これを最大限尊重し、協力しながら推進しています。
・これらのことの積み重ねにより、住民同士が強くつながり、社会教育、地域福祉、地域防災などの様々な地域課題への対応力が向上するとともに、住民一人ひとりの豊かな日常生活の基盤となっています。
金沢方式あり方検討懇話会報告書(令和7年1月)より引用
金沢市こども未来局 子育て支援課
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